どんな症状でお困りですか?→男性に特有の症状

受診推奨度

A 直ぐに受診して下さい
B 早めに受診して下さい
C 急を要しませんが必ず受診して下さい
D 様子を見て良い、心配なら受診して診察を受けて下さい
  あくまでも症状のみからの判断ですので、ご自分の症状に応じてご判断下さい
男性に特有の症状
A排尿時に痛む(排尿痛)、尿道から膿が出る(排膿)
尿道炎の症状です。ほとんどは性感染症です。性行為後数日〜1週間で症状が出る場合や数週間も経って出る場合もあります。
A睾丸(精巣)が腫れて痛む
睾丸が腫れていたり、触ると痛みを感じる場合は、睾丸や副睾丸(精巣 上体)の異常です。精巣捻転症(緊急を要す)、副睾丸炎(発熱を伴う)、 が疑われます。成人ではおたふく風邪のウイルスによる精巣炎(高熱)のこともあります。
B精液に血が混じる、茶色の精液が出る(血精液症)
精液のほとんどは前立腺、精のう腺で作られますので、ここから出血すると精液が赤くなったり(新鮮な出血)、茶色(古い出血)になったります。ほとんどは前立腺炎が原因です。精巣(睾丸)は精液中の精子を作るだけなので、精巣に異常があることは希です。
B下腹部、肛門の前の方(会陰部えいんぶ)の違和感、不快感
慢性前立腺炎の症状のひとつです。特に座って仕事をしていると症状を感じ易くなったり、残尿感や頻尿を伴うこともあります。
B陰嚢(いんのう、袋のこと)が痒い
陰嚢の皮膚に発疹など異常がないのに痒みがある時は、慢性前立腺炎の症状のことがあります。皮膚に小さな赤い点々があったり、下着に赤い点が付く時は、毛ジラミのことがあります。陰毛に1mm以下の小さな虫が動いていたり、卵(白い点)が陰毛についています。
B睾丸(精巣)、陰のうが腫れているが痛みはない
陰のう水腫(水が貯まっている)が一番多い病気ですが、精巣腫瘍(睾丸のがん)のこともあります。立っていると腫れてくる場合は精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)が考えられます。
C睾丸(精巣)は腫れていないが鈍痛、違和感がある
睾丸は触っても痛くなく、引っ張られているような鈍痛が続く時は慢性前立腺炎の可能性があります。
C睾丸(精巣)の脇にしこりがある
小さなコリコリとしたしこりとして触れ、痛みはない場合は、正常の副睾丸(精巣上体)のことが多い。丸く硬い時は副睾丸炎の形跡か精液溜(せいえきりゅう。精子が漏れて貯まった袋)のことがあり診察が必要です。
陰茎(亀頭、包皮)の異常
A亀頭を出したままにしていたら陰茎の先が水っぽく腫れてきた
陥頓包茎(かんとんほうけい):包皮がめくれてもとに戻らなく なった状態で、緊急の治療が必要です。
A水疱、びらん、潰瘍
ヘルペス(ウイルス)感染。梅毒のこともあります。
Bいぼ状のもの。数が増える、大きくなってくる
コンジローム(ウイルス感染)のことが多い。
B亀頭が赤い
亀頭炎 多くは性行為に伴う炎症
B白い物が付く、洗っても直ぐに再発
カンジダという真菌(かび)の感染のことが多い。
D亀頭の回りに小さなブツブツ、大きさは変わらない
真珠様丘疹。若い人に多いが自然に消えていきます。治療の必 要ありません。コンジロームと誤診されることがあります。

ED(勃起不全):勃起が不十分で満足な性行為が出来ない最近はいろいろなストレスから30歳代の若い世代から現れています。当院では40-50歳代の年齢層が多く80歳まで治療をしています。
自由診療で保険は使えませんが、不便を感じていて治療を希望される場合は受診して下さい。