どんな症状でお困りですか?→尿の性状が気になる

受診推奨度

A 直ぐに受診して下さい
B 早めに受診して下さい
C 急を要しませんが必ず受診して下さい
D 様子を見て良い、心配なら受診して診察を受けて下さい
  あくまでも症状のみからの判断ですので、ご自分の症状に応じてご判断下さい
尿の性状が気になる
A尿の色が赤い(血尿): ピンク色、ワイン色、コーラ色など
尿に血液が混じっている状態です。腎臓、尿管、膀胱、尿道、前立腺などに病気(結石・腫瘍・感染症・腎臓病)が隠れていることが多いので詳しい検査が必要です。
B尿が白く濁っている(混濁尿)
膀胱炎など尿感染の時に白く濁ります。尿中の塩類が結晶化して白く見えることもあります。
B尿の臭いが強い
感染尿(膀胱炎)では強い尿臭(腐敗臭)がすることがあります。尿失禁で下着が汚れたままにしておくとアンモニア臭が強くなります。高齢の方では本人が気づいていないこともあります。
D尿に泡が出る
尿の性状(粘調度)によって泡が出ることがあり、ほとんどは問題ありません。糖尿、蛋白尿、感染尿が原因になることもありますので、心配なら尿検査を受けて下さい。
D尿の色が濃い(濃縮尿):オレンジ色、赤く見える
尿が濃くなった状態です。朝一番の尿、スポーツの後、暑くて汗をいっぱいかいた後など、体が脱水になると腎臓で尿が濃縮され赤く見えます。飲水を多くして様子を見ましょう。