院長ブログ

2013年05月01日
第101回日本泌尿器科学会総会(札幌)に参加して
 気温が低く肌寒い札幌でしたが全国から多くの泌尿器科医が参加していました。私が参加したプログラムをまとめました。1)シンポジウム「泌尿器科領域における放射線治療最先端」では前立腺癌の最新の放射線治療が取り上げられましたが、放射線治療技術の向上により治療成績の向上が大いに期待出来ます。2)パネルディスカッション「EDの治療」では新しい治療薬の可能性、男性ホルモンによる治療、試験段階ですが体外衝撃波による治療などが紹介されました。3)シンポジウム「メンズヘルスと代謝」では脂質(コレステロール関連)、テストステロン(男性ホルモン)、LOH症候群、ストレスとメンズヘルスの関係など新しい内容が盛りだくさんでした。4)シンポジウム「21世紀の前立腺癌根治治療の可能性ーどこまで行けるのか」では進行性前立腺癌の治療戦略について討論がされました。5)教育セミナー「LUTSに関する最近の話題と米国の研究事情」では排尿機能障害についての先端の研究が紹介されました。6)ノーベル化学賞受賞された北海道大学名誉教授、鈴木章先生の基調講演「科学におけるセレンディビティ」では受賞のきっかけとなった「鈴木カップリング」発明の経緯についてお話頂きました。7)その他「前立腺肥大症の手術」についての一般演題の発表を聞いてきました。私が参加できたのは2日半でしたが内容の濃いものでした。